英語での洋裁・ソーイング(お裁縫)道具の言い方
今日は英語での洋裁用具の言い方を必要なものから色々と書いてみました。
これは私がニューヨークでソーイングを教えているSew Easy NY洋裁教室の生徒さんからの実際にお店に接着芯を買いに行かれて英語での言い方を知らなくてお店の人にうまく伝わらず困ったことがあり洋裁道具、小物に関していわゆる専門用語を英語でどういうのかという質問をよく聞かれますのでこちらにまとめて見ました。
特に接着芯に関しての質問は多いですね。後で詳しく書いていますがアメリカ人の生徒さんからも接着芯って何?へぇ~Fusibleって言うのねと言われたことがあります。
和製英語っていうのややこしいものも沢山ありますものね~?いまだにニューヨークのケーキ屋さんでシュークリーム下さい。っていう日本人の方がいるって聞きますが・・・シュークリームは靴墨です。英語ではクリームパフですよ~。
洋裁のときに使うチャコとかチャコペーパーも英語だと思ってお店でチャコありますか?
なんて聞こうものならトラブルのもとです。要注意!正解はチョークです。
まず基本的なところから思いつくままスタートします♪
洋裁用の小物お道具など総称してSewing Notion、またはSewing Kitと呼ばれています。
洋裁を始めるに必要なものは・・
ミシン: Sewing Machine
ミシン糸:Sewing Thread ミシンで縫うときの糸ですね。100% Polyester のAll-purpose (all sew)sewing thread 多目的用ミシン糸を購入することを勧めます。糸の色は生地にグラウンドカラーよりほんの少し濃い色を選ぶのがコツです。
ミシン針:Sewing Machine needle, いろいろ種類がありますが無難なところで多目的に使えるUniversalのSize#10-11ぐらいがいいですが 生地の厚みや性質にあった針を使うのがオススメです。
縫い針:Handsewing needles
まち針:Dressmaker pins サイズ17か20がお勧めです。細いピンはSilk Pinと呼ばれ薄手の生地を縫うとき使い勝手がいいですね。
針山: Pin Chusion、Magnetic pin catcher(最近はマグネットのもあり便利です)
裁ちハサミ:Dress maker's Scissors ちゃんとした生地専用ハサミを買われることをお勧めします。メタルの8-10インチのサイズがお勧めです。左利きの方は左利き用のハサミを使うことをお薦めします。
糸切りハサミ:Hand Scissors, Thread nippers
洋裁用定規:18" Clear Plastic Ruler 型紙を作るときにつかうものさし(2x18インチがお勧め)
巻尺:Tape measure
チャコ:Tailor’s chalk
チャコペーパー:Dressmaker’s tracing paper 型紙から布にしるしをつけるときに使う。
チャコルーラー:Dressmaker’s tracing wheel
ファスナー: Zipper polyester all-purpose zipper (多目的で一番良く使用されるレギュラージッパー) アメリカではCoil Zipperと呼ばれることが多いです。素材はポリエスターとナイロンがある。 Metal separating zipper (金属製のジッパー) Plastic molded separating zipper(プラスティック製でセパレートになっている。ジャケットのフロントオープン用に使用される)
コンシール・ファスナー: Invisible zipper ドレスなど縫い目に隠れるように付いているファスナーです。
縫い目ほどき(シームリッパー):Seam Ripper 間違って縫ってしまったり、ステッチが曲がってしまってミシンで縫ったところなどをほどいてやり直しのときに使ったり、ボタンホールの穴をカットしたりと便利洋裁小物です。必需品。
スカートやパンツのウエストについている留め金:Hook and eyes
ホック:Snaps
指ぬき:Thimble
裏地:Lining
『 接着芯』: *接着芯地(せっちゃくしんじ)とは、洋服をはじめとする衣料品をつくるとき、副素材として用いられるもので、衣服のシルエットを形づくる芯すえ作業(芯地を表地に装填する縫製の工程)を接着によって実現してしまう芯地のことを言います。わかりやすく言えば接着芯を貼ることによりお洋服の仕上がりが綺麗に仕立て上ります。
織物、編物、不織布などを基布にして、熱を加えることによって、接着性を発揮する熱可塑性の接着剤(合成樹脂)を付与したもので、使用されている接着剤の性能に適応した「温度」「圧力」「時間」にしたがって、加熱しながらプレスすることによって、衣服の表地に接着することができる。 英語ではFusible フューシブル(正確にはInter-facing Fusible)いろんな種類があります。使う生地によって選ぶ。
ジャケットなどに使う糊(接着)の付いていない芯もありこれはSew-in Interfacingといいます。生地に合わせて沢山の種類があります。
伸縮素材に使うのはTricot fusibleまたはFusible knitと言います。
肩線など縫い代に貼るテープの接着芯はStraight Fusible Stay Tape といいます。袖ぐり,襟ぐりのカーブのところに貼る伸び止め用接着テープはFusible Stay tapeといいます。バイヤス、ハーフバイヤス、平テープ(ストレート)、ストレッチテープなど色々種類があります。
裾上げなどに使う両面接着テープはDouble-sided Fusible tape(Fusible Web tapeとも言う)といっていろんな種類があって便利です。用途に合わせて使いましょう。
ドミット芯(キルティングなどに使われる中綿などの芯 )は Batting またはSewing Battingと言います。
マジックテープ:これはVelcro (ベルクロ)と言います。 (これも間違いやすいですね)
ゴム:Elastic
ゴム通し:Elastic Threader (通称Bodkinと呼ばれています)ひも、ゴム、リボン、コードなど通すときに使います。一つ持っているととっても便利です)
ループを作る用具: Loop Turner 細いワイヤーでできているこの用具はバイヤス布をチューブ状に作ってひっくり返してループを作ります。
目打ち:Tapered AWL. Eyeleteer 布に穴を開けたり、角を作ったりするときに必要な道具 また用語を増やしていきますね♪
*ソーイージー・ニューヨークのホームページはこちら★
Sew Easy New York (ソーイージー・ニューヨーク)はニューヨークにあるソーイング教室です。ミシンの使い方からマンツーマンで丁寧にご指導をさせて頂いています。コツを知っているのと知らないのではその後の作業の効率や、仕上がりが全然違ってきます。本を見てもなかなかわからないお裁縫が苦手な人や、全く初めての人もわかりやすく自分のペースで楽しく学んで頂ける教室です。
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